*今日は気分的に文体を簡略化します。ますです体ではありません。ご容赦下さい。
【アニメ】
・涼宮ハルヒの憂鬱 第1話〜6話
テスト前なんて関係ない、見たかったから見てしまったんだ。
踊っていたら見たくなったんだ。
そうとでも言っておこうか。
なんだって3時間もぶっ通しで見てしまったのか。
きっとこのアニメには何らかの魔術が絡んでいるに違いない。
そうだ、きっとそうなんだ。
恐らく2次元にとどまりきれなかった長門さんの力なんだ。
…こんな調子で書き続けると支離滅裂になりそうであるから、
防護策として話の内容別に書き綴っていくことにしよう。
「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」
《キャラクター》
珍しいことに、全てのキャラクターを容認できている。
どんなアニメを見ていても、これはいらない子だな、というのが必ずいるものだ。
しかしこのアニメはそんな常識を覆したのだ。
ハルヒ、みくる、長門さん、キョン、古泉、キョンの妹…etc
順位をつけるのも難しいであろう。
ただ、現時点で、敢えてつけるとすればこうなるであろう。
1.みくる 2.ハルヒ 3.長門さん 4.キョンの妹 5.キョン 6.古泉
選択肢に男が含まれている云々については知らない。
友人Y氏は俺の好みをキョンの妹だと推測したのだったが、
そして俺も設定からしてそうなるのであろうと思っていたのだったが、
…そうならなかったのだ。
詳しいことは個別にコメントしている下を参照していただきたい。
- 涼宮ハルヒ
- 朝比奈みくる
- 長門有希
- キョンの妹
- 男のキャラ
このキャラ、実は最初ミスキャストではないかと考えていた。
だが話が進むにつれて慣れてきたのか、なかなか合っているように感じられる。
個人的にはハルヒが顔をアップにしている、上からのアングルのシーンが好きだ。
これはこれからの進展が期待できよう。
みくるは現時点であえて言うなら最も好きなキャラである。
何故なのかは分からない。
ただ漠然とした理由なのだ。
声優は後藤邑子。
いろいろと正体不明の声優。
SHUFFLE!の楓役からラムネの七海役まで。
いずれも好きなキャラだ。
しかしこの人はマルチではないな、と感じた。
聞いていると楓にも七海にも聞こえる。
もう少し変化が欲しくもあり、しかしこれで納得もしている。
おどおどした感じはこの人か能登さんあたりだろう。
さて、話を2次元に戻そう。中の人はどうでもいい。
作画についても触れたいのだが、それは後に説明することにする。
…いや、これ以上このキャラを説明できない。
何故だろうか。
だが言っておきたい。
このキャラを好きな理由は、断じてみくるが
ロ○キャラだとか巨○だとかが理由ではない。
…うむ、あの訴えかけるような眼差しだろうか。
とりあえず今のところは結論を出す必要性も無いからそういうことにしておこう。
人気キャラ投票では1位になっていた長門さん。
確かに俺はクール属性がメインだった。
ただ、惜しいことに彼女のメガネがどこか違和感を感じさせるのだ。
彼女はメガネをかけていないほうがいい。
メガネは時として物凄い威力を持つこともあるのだが、その逆もありうるのだろう。
何故そう言い切れるかというと、長門さんのメガネをかけたみくるに
激しく萌えたからだ。
それはさておき、このキャラはストーリーの鍵を握っていそうな感じがする。
何かありそうだ。
クールなキャラとはそういう役になる可能性が高いのだ。
例を出すなら「まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜」のみなわだ。
唐突にネタバレするので詳細は言わない。
長門さんに求める点を挙げるとすれば、どうせなんだからもう少しロ○方面に
偏らせてほしかったということだろう。
ちょっと中途半端な気がするのだ。
さてこのキャラに本名はあるのだろうか。
いや、そもそもキョンの本名が明かされていない時点でそれは否定されるのだろう。
初登場の場面でピンと来たわけだ。
この声どこかで聞いたことがあるな、と。
そのまま疑問を引きずって、毎回踊ったEDへ。
あおきさやか!?あおきさやかかよ!!
アニメ版SHUFFLE!でリシアンサスを担当した声優さんだ。
この人もマルチではないらしく、シアの感じがまるごと出てしまっている。
これはY氏の推測したとおりにならなかったことの大きな原因である。
別にシアが好きではないというわけではない。
ただ単に、アニメ版SHUFFLE!でのシアがミスキャストだと感じていたからだ。
個人的にはこの妹キャラには以前取り上げた金田朋子さんか野川さくらあたりを
当ててほしかった感じもする。
キョンがナレーション的な役割をすることで進んでいくこのアニメ。
ナレーション入りで進んでいくというのも珍しいのではなかろうか。
キョンもキャラ投票で上のほうに入っていたが、うなずける結果だろう。
どこかのゲームとかにありそうなヘタレではないし、なにかがイイのだ。
先ほどからキャラの説明に抽象的な表現を多用しているが、
これはこのアニメの魔力だと考えていただきたい。
男キャラについては古泉に関する説明が出来そうにないため終わりにする。
《ストーリー》
「ビミョーに非日常系学園ストーリー!!」と謳っているのも分かる気がする。
確かに吹っ飛んでいる。
今まで見た中で最も吹っ飛んでいたニニンがシノブ伝には劣るだろう。
しかしながら比較して70%ほどは吹っ飛んでいるといえる。
中盤で本来の展開ではない順番にストーリーが入れ変わっていた。
有り得ないほどではないのだが、やはり考えにくい。
急に長門さんが意味不明な存在になった感じだった。
…これ以上書けそうにない。
ストーリーについては以上。
—–現在書き始めてから51分が経過。だがまだ書き続けるのだ。—–
《作画》
一言で言ってしまえば、さすが京アニ、といったところだ。
今までに京アニ作品を見た事があったかどうか忘れたが、
今回ハルヒを見て、品質の良さに感動すら覚えた。
素晴らしい品質なのだ。
どうやったらこんなハイクオリティな作品を限られたコストで作るのだろうか、
と現実的なことまで考えてしまった。
野球のシーンなど、激しい動きを細かく描写できていると思った。
あれを普通のアニメ制作会社にやらせてみたらその違いは一目瞭然だろう。
ただ一つ思ったことがある。
今秋から放送開始予定のkanon -カノン-なのだが、
雑誌で見かけた月宮あゆのタッチがみくるに似通っている気がするのだ。
みくるを見ていてふとそんなことを思い出した。
原画家さんが同じなのだろうか?
いや、そうなのか?
まあいいんだが。
ところでこのアニメの1話は原作にもあった自主映画を再現したものとなっている。
以前紹介したまとめサイトにスレから転載されていたものを更に引用させていただく。
この1話には京アニだからこそ出来たこだわりが詰まっているのだ。
・光源ミスの再現
・集光ミスの再現
・露光表現の再現
・左上から右下にパン移動する場合、ブレの再現
・音が突然切れる
・カメラを横切る形で対象物を写す時、対象物がカメラに近づくとより激しく
カメラを回転しなくてはいけない為にカメラがブレてしまう物の再現
・ピンボケの再現
・安直なエフェクトの採用の再現(自主制作映画によくある現象)
・安いマイクを使っているので、周辺の環境ノイズを拾ってしまう現象の再現
・木の下での撮影の時、日向と日陰のコントラストが激しい為、
影の部分が異様に黒くなってしまう現象の再現
・関係の無い一般人がフレームの中に入る事の再現(自主制作映画によくある現象)
・無理矢理合成したエフェクトは、手動でエフェクトを合成しているので
ブレることの再現(自主制作映画によくある現象)
・ブレを少なくする為にカメラを固定すると、登場人物がしゃがんだ時や
フレームアウトした時に直ぐに視点移動に対応出来ない問題の再現
・フィルム代が高いので明らかにスタッフが出演してしまっている場面や
演技ミスの場面もそのまま撮り続ける(自主制作映画によくある現象)
・パンアップして固定する時、視点が上にわずかに移動して、
今度は反動で下に移動し固定されることの再現
・登場人物が登場する時、強引に割り込むと不自然なのでわざと視点をずらして
再び戻すと登場人物が出てくると言うことの再現(自主制作映画によくある現象)
・凄く変な音楽が突然入ることの再現(自主制作映画によくある現象)
・音楽を作るのは意外に大変な作業なので、同じ音楽を使い回すことの再現
(自主制作映画によくある現象)
・ストーリーに矛盾や不自然な点が多い(自主制作映画によくある現象)
・マイクの位置が偏っているせいで音の出力もセンターから外れて
偏っていることの再現
・長いセリフを言う時は、脚本が書いてある紙がカメラの下にあるので、
登場人物が時々カメラの下辺りを見ると言う不自然な現象の再現
(自主制作映画によくある現象)
・フレームアウトしたはずの人物の服やアクセサリーの一部が
フレームアウトしていない。本人も気付いていないことの再現
(自主制作映画によくある現象)
・固定したままズームすると、大抵センターがズレているので見切れることの再現
…とまあ、言われて見なければ分からないことまでこだわるのが京アニなんだ。
凄い。
団体として尊敬できる。
神でもいい。
いや、もはや神だろう。
コストパフォーマンスが悪化したとかで潰れないように頑張っていただきたい。
さて、長々と説明し続けて早1時間と8分が経過している。
時計は既に朝の4時6分を刻んでいる。
寝よう。
そろそろ寝ないとマジでやばそうだ。
最後に、ここまで読んでくれたあなたは素晴らしい。
VIPを見る限り、原作を見ないと全く分からないらしいぜ。
そうなのか。
遠い話だが、受験が終わったら是非ゆっくり読んでみたいものだ。な。