【ゲーム】
・kanon -カノン- あゆルート

一言で言おう。
素晴らしい、と。
あゆの起こした奇跡。
願いをかなえる人形の意味。
それから、それから…。
まさか拭いきれないほどの水分が流れ出るとは思わなかった。
しかも俺が最も弱いであろう死にネタ以外のストーリーで。
今回、俺は純粋に感動して泣いていたのだ。
ここまで心打たれるストーリーだとは、薄々感じてはいたが予想外だった。
ばら撒かれた全ての伏線の端も、ラストでひとつにまとめあげられていて、
これほどまでにいいシナリオを書けるのは天才でしかないと思う。
もうこのゲームは「奇跡」だとしか言い表せない。
いろんな意味で。
まだ全部クリアしたわけではないので、明日あたり栞をやってみようかと思っている。
さて、これで俺はplanetarianに続いてKeyのレベルの高さを知り、
AIRに手を出してみたくなったりするわけだが、
一応ここで俺は受験生だということを思い出しておくことにする。
…36時間は辛い。
…第一、音声化パッチが無い。
…どうも音声がないとやる気が起きない。
そうだ、音声だ。
これについて言及し忘れていた。
本当に、音声化パッチ様様である。
途中50箇所くらいは抜けていたり入れ替わったりしていたが、それはもういい。
本当にこのゲームの声優陣のレベルには脱帽するしかない。
是非Keyのこれからの作品に出てもらいたいものである。
というか、リトルバスターズでは声つくんだよな…。
全年齢で発売しないのか…?
まぁいい。
いい作品はシナリオがいいんだ。
音声の有無や18禁か否かはこの際いいや。
うん、何を言っているか分からなくなったあたりで終わりにしておこう。

そういえば、唯一惜しいと思った点がある。
実は事前にS.K氏からネタバレを喰らっていたのである。
前の会話で、唐突にネタバレの方向へ話が向かい、というかいきなりネタバレさせて…。
「まぁ、結局○○○だったんだけどね」と。
「○○○」という3文字の単語のみでこの話の核心は語られていた…。
ヤツからばらされていなければもう少し感動の質が上がっていたのかもしれなかったのに…。
ヤツは憎むべき存在であろう。
そういやあいつはこのブログの存在を知らなかったような…。

明日、俺は雪国へ旅立つかもしれない。