【アニメ】
・Kanon 第14話「ひびわれた協奏曲〜concerto〜」

いやー、すごい。
京アニはもう光と影の描き方がすばらしい。
内容は祐一の過去、佐祐理タソの弟の話、そして血まみれのアリクイ…。
弟の話はさすがに映像を絡めると随分短くて済みますね。
原作と違うことに気づいた点は大きく3箇所。
まず公衆電話からかけた電話の相手が名雪(原作)ではなく秋子さんだったこと。
それから舞が壊したものが学校の窓ガラス(原作)ではなく道端のものだったこと。
それに佐祐理タソが原作は何も話さなかったのにアニメではKanonの話をしたこと。
Kanonってそんな深い意味がこめられた作品名だったんだと初めて知りました。
あとは特にわかりませんでした。


名雪「あっ、そうだ。忘れてた!はい」
祐一「なんだ?」
名雪「うわぁぁ」
祐一「これをどうしろと」
名雪「祐一がつけるんじゃないよ。この前、女の子をかわいく見せる方法聞いたでしょ?
   それを着ければかわいく見えるんじゃないかな?
   演劇部の友達に借りたの〜。しばらく貸してくれるって」
祐一「…」
名雪「なんだか全然嬉しそうじゃないね」
祐一「うれしいよ!やっほーぃ!」
名雪「こわいよ…祐一…」
祐一「ありがたく借りておくよ」
名雪「ちゃーんと活用してね♪」
祐一「あっ…」
(草原にたたずむ少女の姿)
名雪「どうしたの?」
祐一「いやぁ…今何か思い出しかけたんだ。何だったかな…」

おい、そこまで来たのかよ。
もう分かってやれよ…。
舞がかわいそうだろ。


佐祐理「舞、祐一さん、何してるんですか?」
祐一「アッ」
佐祐理「あははー、チャンバラごっこですか。佐祐理にもちょっとやらせてください」
舞 「遊びじゃない」
祐一「そう、遊びじゃないんだ」
佐祐理「う…」
祐一「本気の立会いなんだよ」
佐祐理「なら、佐祐理も本気になります。こう見えても運動神経はいい方ですから」
(直後に氷の上で滑って転ぶ)
佐祐理「わっ!………フン」
祐一「ちょっと、佐祐理さん!」
佐祐理「さぁ、舞!」
祐一「おい、舞!…本当にやる気か?」
佐祐理「ヤァァァァァァァ!…きゃっ!」
(舞の剣にはじかれた佐祐理タソの木刀が飛んでいく)
舞 「これでわかったでしょ?」
佐祐理「邪魔かな…佐祐理」
舞 「邪魔。」
佐祐理「へ」
祐一「なっ」
佐祐理「あはは…ごめんね舞。祐一さんもごめんなさい」
祐一「さっ、佐祐理さん!(立ち去る佐祐理タソ)…おい、どういうつもりだよ!」
舞 「私は佐祐理のことが好き。大好き。だから…」
祐一「不器用だよな…お前」

うわーん…
佐祐理タソテラカワイソス…


佐祐理「この曲の名前、ご存知ですか?」
祐一 「いや、よく聴く曲だけど」
佐祐理「カノンです。パッフェルベルのカノン」
祐一 「カノン…」
佐祐理「同じ旋律を何度も繰り返しながら、少しずつ豊かに、
    美しく和音が響きあうようになっていくんです。そんな風に、一見違いのない毎日を
    送りながら、でも少しずつ変わっていけたらいいですよね」
祐一 「あぁ、そうだな…」

ここだよ、ここここ!
深いなぁ…。
つーか、佐祐理タソってリスカ経験者だっけ…?
このシーンのちょっと前に手首を隠す仕草したんだけど…。


祐一「待て。俺と連絡がつかなかったら、佐祐理さんは俺を探すはずだ。
    そしてもし、佐祐理さんが俺と舞がしてることを知っていたら……!!!」

佐祐理「やっぱり行かないほうがいいかなぁ…」

祐一「秋子さん!俺に電話ありませんでした?」
秋子『ありましたよ。倉田さんっていう女の方から』
祐一「それで、何て?」
秋子『祐一さんは出かけたって言ったら、それじゃ自分も行ってみますって』
祐一「…!」

(学校に到着した佐祐理タソ)
佐祐理「舞、祐一さん?…うぐ…」
(トイレの蛇口から水の流れる音)
佐祐理「う…」
(怖がりつつ水を止める…と、何かの気配)
佐祐理「っ…何!?」

祐一「馬鹿だった。あと10分、待っていれば…!」
(学校内に到着)
祐一「…舞!」
舞 「…」
祐一「舞!どうした!聞こえてるんだろ!」
舞 「…」
祐一「なぁ、舞…」
(舞倒れる)
祐一「舞!」
(異様な形相の舞)
祐一「…!」
(トイレの中に倒れる、血まみれのアリクイと佐祐理タソ)

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!
悲劇発生だよ!
…まぁ、分かってたんだけどね。
京アニの演出すごすぎ。


(病院からの帰り道)
祐一「佐祐理さん、やっぱり気づいてたんだな、俺たちがやってることに…。
   何も知らないフリしてくれてたんだ。きっと、心配で仕方なかったろうに…」
舞 「うっ!あwせdrftgyふじこlp;@」
(急に剣を振り抜いてあたりのものを切り刻んでいく舞)
祐一「舞、よせっ!」
舞 「わたしのせいで…私のせいで…また佐祐理は傷ついた!」
祐一「違う、俺のせいだ!俺がもっと早く、佐祐理さんに本当のことを話せばよかったんだ!」
舞 「また…また私だけ、こうしてのうのうと傷つかずにいる…。
   周りの人を皆苦しめて…それなのにわたしだけーーー!!!」
祐一「落ち着け!舞!」
舞 「うあぁぁ!」
(自らの喉元に剣を突き刺そうとする舞)
祐一「バカっ!!」
(泣き出す舞の顔をひきつける祐一)
祐一「自分を傷つけて、それでどうなるって言うんだ!!全てを失うだけだぞ!
   失いたいのか、佐祐理さんや俺や、一緒に作ってきたいろんなものを!!応えろ、舞!」
舞 「失いたく…ない…」
祐一「今から学校に戻ろう。今夜中にケリをつけるんだ。自分を責めるのはそれからだ。
   いいな?いいな!!」
舞 「…祐一の…言うとおりにする…」

ちょwww祐一かっこよすぎwww
ゆかりん地の声出てない?
原作にこんなとこ…あったわ。
シチュエーションが随分と違うけど。


【次回予告】
舞「ずっと昔、一人だけ友達がいた。でも、その子は私から逃げた…」

うぉぉぉ、舞ルート終わるよ。
でも電撃G’sMagazineの記事によると16話で終わりっぽいですが。
まぁ、あれだけ複雑な過去と現在と未来(?)の話が残ってるし。
京アニ頑張ってくれよ。
…でも、全部で24話までじゃなかったっけ?
あと名雪と栞とあゆがいるよ?
どうするんだろ、あと8話で。

それにしても、クマ最高だわ。
久しぶりにVIPで大爆笑しましたよ。
痛いクマー
マジオススメwww