21時17分

【アニメ】
・可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

友人は1話で切ったようだが最後まで見たぞ!
これは冒頭数話で切るか最後まで見るか、人を選ぶ作品だ。

要するにオトコの妄想をこれでもかと詰めこんだただのハーレムアニメであって、
テンプレからこれっぽーっちも外れていない、一切のオリジナリティのない作品なのである。
こういうのを無尽蔵にグヘグヘと吸収できるタイプは、最後まで見る。
まーた量産型アニメかよと切り捨てるタイプは、1話かそこらで切る。

俺は前者ではないのだが、久しくこういうアホなテンプレハーレムを見ていなかったもので、
何となく懐かしさもあって最後まで見てしまった。
キャラデザが好きだったのもあるけど。

結果、テンプレとして蔓延しているだけあって、ストーリー自体テンプレ的に楽しめるものであり、
何も考えなくても見ていられるという点でよかった。(大体脳内補完できる)

主人公はお前ホモかよ!って思うくらい女子になびかないくせに、
「やれやれ、いつまで経っても彼女ができないぜ」ってボヤく超超テンプレ野郎。
なんなんだお前チンコに神経通ってるのかよ!
…とはどのハーレムアニメに対しても言えるが。

まーオリジナリティのない作品とは言ったものの、ヒロイン全員が変態であるという点は唯一の特色か。
最終話ラスト1分くらいで明かされる真実のとこが一番「おおっ」ってなったかな。

で作画が、ひどい。
喋ってないのに喋るとこが目立つ、紗雪先輩の腕は折れてる、見せ場以外の作画崩壊などなど。
キャラデザがいいという1点のみで、この作品の作画の評価は成り立っている。

キャラはこれまた巨乳のお姉さん的先輩に貧乳の天真爛漫後輩、ロリな先輩に万能妹と、
とにかく典型オブ典型の詰め合わせ!
でもロリキャラが豊富で全体的に幸せだったなぁ。
クーデレの副会長の彩乃さんが一押しで、次点が妹か後輩かってとこか。

声で言えば彩乃は最高でした。
俺が大好きな脊髄ビビビ系(*´ω`*)
小春ちゃんがどう聞いてもあいぽんだったけど、「こんな布陣であいぽんはねえだろ」って思ったら
やっぱり違った。
大橋彩香って随分主役級たくさんやってるのに、今まで出会ったことがないな。
こんなあいぽん系だとは思わなかった。

総合評価:85/100点
作画:260/300点 [キャラデザは良いが、何ともないシーンでの手抜きが目立つ。セリフとのズレも致命的]
展開:270/300点 [なんだかんだ、ボケーッと見ていられるのはそこそこ面白いってことだ]
ストーリー:240/300点 [男の妄想が詰まったザ・2次元な内容。典型ハーレム以外の何物でもない]
音楽:170/200点 [シャバッダバ♪ドゥーワ♪シャバダバッドゥーワ♪]
キャラ:80/100点 [まあ、ハーレムだし可愛いよね]
声:90/100点 [本渡楓あんな声でるのね。春野杏も再評価。脊髄ビビビ]

まぁこんなもんよね。
原作も続いてるし終わり方もどうとでもなる感じだったから、もしかしたら2期があるかもしれんけど、
そん時まだ尼プラやってたらポケーっと見るかな。

19時38分

【アニメ】
・荒ぶる季節の乙女どもよ。

もともと見る予定だったけど、えらい評価高いもんだから気になってさっさと見てみた。
尼プラも登録してしまったし!
まあ評価からいこう。

総合評価:93/100点
作画:280/300点 [キャラデザまぁ良し、動きも良し、表現もなかなかおもしろい]
展開:280/300点 [1クールの配分が、テンポが良い。これまでにない展開]
ストーリー:285/300点 [よくここまで濃くした。これぞ青春群像劇。絡み合いが素晴らしい]
音楽:185/200点 [OPもEDも好き。特にOPは神曲]
キャラ:95/100点 [キャラの濃さが特徴。その濃さを活かしてるのもポイント高い]
声:85/100点 [またしても、黒沢ともよにやられた。演技力がすごい。感情の高ぶりを、ああも表現するか]

特筆すべきは、やはり岡田磨里脚本という点!
あの花はもちろん、凪あすの脚本やシリーズ構成でも知られる、群像劇の神だ。
これはあの花よりは昇華されて、凪あすとは違ったベクトルで描かれたド直球の群像劇。

とにかく、キャラが濃い。
主人公の和紗こそ至って平凡、百々子もまあよくいるけど、
やっぱり特にぶっ飛んでるのがロリ担当(?)の本郷ひと葉とお色気担当(?)の菅原新菜だ。

ひと葉に関して言えば、最初は「なんか浮いたキャラいるな…」って感じだったけど、
物語が進むにつれて人間味が見えてきて、恋を知った瞬間のひと葉なんか萌え殺されたね。
クールを気取っていながら、中身はしっかり子ども。
まあそんな感じのことは主要キャラには共通なんだけど。

新菜はもうアニメの萌えキャラの常識をぶっ壊したな。
貞操概念がおかしな方向に壊れている。
「新菜たんブヒー」で来た新菜推しのみなさんは、さぞかし途中でのけぞっただろう。

とにかく濃くて、この作品を一言で語るのは難しい。
敢えて言うなら、恋と性欲(えすいばつ)をいかに捉えるか、に翻弄された荒ぶるJKたちの闘いかな?

あとキャラ的には最初新菜推しだったけど途中で和紗に乗り換えて、
一瞬ひと葉に惹かれたけどもいっかい和紗に戻った感じ。
俺は、最終話の泉氏に激しく同意する!

内容的に2期は期待できないけど、岡田磨里氏の活躍には今後も期待したい。
みんなも観てね!

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