出かけてきました。
養老鉄道養老線と樽見鉄道に乗りまくりました!
彼女と一緒です。
電車もさることながら、旧道とか廃橋とかあったので写真たっぷりでお送りします。
………
訳あって栄生まで原付で行くところからスタート。
栄生から名鉄に乗ったんですが、次の駅までの間に原付の鍵が無いことに気付きましたw
初っ端から悲劇!
栄生に着いたのは7時前で、サークルK寄ってご飯買って食べて電車に乗ったので、
その時点で原付を離れてからもう1時間弱経過してましたwww
最悪全ておじゃんになることを覚悟し、次の駅で引き返して駅員さんに事情を話して改札を出させてもらい、
原付のところまで戻ったら案の定差しっぱなしでした…。
駐輪場だったから誰もパクろうと思わなかったのか、朝だから誰も寄ってこなかったのか知らんけど、
とにかく善良な人ばっかりで助かりました。
ふぅ。
つーかこれ2回目や。
学校で前にも1回やってしまったからなぁ。
どうも朝で寝ぼけ気味だとやってしまうらしい。
二度あることは三度あるんだし気をつけよう。
んで途中経過省略で弥富。
JR関西本線で2駅先の桑名に行き、そこから養老鉄道に乗車!
1日フリーきっぷが1000円なので、それを買って乗りました。
しかし桑名駅ってどうしてJRと近鉄が改札内でダイレクトに繋がってるんだ…?
いちいち共同の改札出て入り直すわけか。
しかもその上、近鉄から子会社化された養老鉄道は、更にその中に独自の改札を持つという謎の入れ子構造w
いろんな駅員に訊いてたらい回しになってどうにか乗りました。
1時間ちょっと揺られて単線をのんびり進み、岐阜の大垣駅に到着。
大垣でいきなり都会っぽくなったよ。
大垣に着いてすぐに樽見鉄道へ。
目的地は日当(ひなた)駅!
理由は単純。
地形図を見てて立地に萌えたから。
その後Wikipediaを見て、駅に呼ばれている気がしたから。
樽見鉄道は1両のレールバス。
ワンマン運転で、後ろ乗り前降りです。
両側に運転席があるので切り替えしなしで双方向に運転可能。
運転席の横は前が見えるようになっているので、途中からそこに行って動画撮ってました。
GWだけあって子供がわいわいやってたので中途半端なことになりましたがね。
YouTubeにその動画を投稿しました。
記念すべき初投稿です。
1440×1080で撮ったので適当に画質上げて見て下さいな。
見所はこの廃線然とした路盤状況!
後半ではっきり見えるんだけど、もう草ぼーぼーなのです!
さすが超赤字路線!
もうすぐ本当に廃線になるかもしれないしね!
前で騒いでたガキも「草むしり」とか言ってるし。
やべぇ興奮する(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
50分くらい揺られて山あいの日当駅へ。
すげぇ!
超田舎!
標高はせいぜい120mなのに!
ちなみに日当駅の場所はここ↓
大きな地図で見る
日当駅からちょっと西に行ったところ。
マジ山。
レンタサイクルを借りに行ったけど、おばあちゃんに訊いたら「お休み」と言われました。
/(^o^)\ナンテコッタイ
チャリで散策しようと思ったのに。
仕方ない、徒歩だ。
ぬおっはー!
この秘境っぽさがたまらん!
駅を後にして、事前に目をつけていた廃橋(吊り橋)へ。
地形図になんかちょろっと見えたから気になってたのです。
それがこれ!
猛烈に渡りたい!
でもガシっと止められました…。
残念。
新しく線形改良された国道から見える位置にあるので、さすがに入り口のところで通行止めでした。
主策はしっかりしているので、板さえ張り替えれば人1人くらいは多分渡れます。
渡りたいー!
大きな橋が国道157号線。
その斜め右下にあるのが廃吊り橋です。
これは旧道から撮った写真ですが、旧道は今の新道の位置ではなくて川に沿ってぐるっと迂回してたので、
恐らくこの吊り橋は現在国道が通っているところにある、
対岸の畑に向かうための道だったのではないかと推測されます。
橋を架けて対岸に畑を作るほど、平地に飢えていたのか…。
最初はこれに乗って帰るつもりでしたが、徒歩で隣の鍋原(なべら)駅まで歩いて散策しよう、ってことになり、
こうして駅でこいつをお見送りしました。
国道157号線の日当平野トンネルを抜けて、旧道を帰ってくるっていうプランもあったんだけどねぇ。
こんなローカル駅をもうひとつ見るっていうのも魅力的で。
鍋原に向かって出発した矢先、目に飛び込んできたのは施錠された道!
気になる!
けど時間がなかったので諦めました。
どこに繋がってたんだろう…。
歩いていると樽見鉄道の鉄橋が見えました。
すごいとこ走ってるよなぁ…。
これがその鉄橋。
樽見鉄道ではどうも全てこんな緑のワーレントラス橋が採用されているっぽいです。
ここを通るところを撮りたかったなぁ。
先ほどの第六根尾川橋梁のすぐ鍋原側には舟山隧道というトンネルがあります。
その鍋原側坑門まで尾根を回ってやって来たところへ、時刻表通りにちょうどやって来た車両を激写。
あ、言い忘れてたけど、樽見鉄道は全線非電化でディーゼル車が走ってます。
なので架線とかないんです。
ちょっと寂しいけどこれもローカル線の醍醐味。
途中でどっかの飼い犬に遭遇し、そのままずーっと後をついて来ましたwwwww
ワンワン吠えないし行儀は良いからちゃんとしつけはされてるんだろうけど、
さすがにそんなについてこられちゃ困るよ。
食べ物を後ろへ投げてその間に逃げてみましたが、やっぱり追ってきましたwww
まぁ吠えたてられて追いかけられてるわけじゃないからいいや。
っと、ここで遭遇したのは全く予想外の廃吊り橋!
すげぇ!
もう支柱しか残ってないけどすげぇ!
(;´Д`)ハァハァ
銘板とか探さずに帰ってきてしまったのを大後悔。
いつ作られたのか気になるぅ。
というわけで鍋原に到着。
超直線。
ええ、わんこはここまでついて来ましたとも。
鍋原駅を見つめるわんこは何を考えていたのでしょうか。
そんなわんこともどうにかお別れして樽見鉄道に乗車。
わんこがちゃんと帰れたことを祈ります。
帰巣本能あるから大丈夫だよね!
大垣近くまで帰って参りました。
東大垣駅から大垣駅までは、樽見鉄道は東海道本線と併走します。
その区間の写真がこれ。
言うまでもなく、左が樽見、右が東海道ですwww
この整備状況の違いwwwwww
天晴れだよ、樽見鉄道。
大垣に着いて今度は養老鉄道の揖斐方面へ。
養老鉄道は桑名―大垣―揖斐というのが1つの路線で、
大垣でスイッチバックになる揖斐方面は忘れ去られた存在だそうです。
揖斐から桑名まで乗り換えなしでは行けないのです。
つまりいわゆる「養老鉄道」というと、桑名―大垣を思い浮かべる人が多いんだって。
全線制覇するにはこっちも行かねば。
というわけで向かった揖斐方面。
事前の調査で「何かある」と分かっていた途中の広神戸(ひろごうど)駅では、廃ホームを見つけました。
Wikipediaによると、
「1970年代半ばまでは行き違いが可能であったため、反対側には旧ホームの跡が残っている。」
とのことで、この廃れたプラットホームは30年モノということに。
50年モノの遺構とかに遭遇したい…。
そして揖斐に到着。
駅前に何にもないのでそのまま大垣に引き返しましたがねwww
大垣に着いてちょっと散策し、それから桑名行きの養老鉄道に乗車。
また1時間くらい揺られて桑名に到着。
ご飯食べて関西本線乗って名鉄乗って栄生に着いて原付乗って帰宅しました。
疲れたー。
いやでもまだまだ行き足りなかったところはあるぞ!
特に国道157号線の旧道とか旧道とか!
つぅか日本中でそんなこと言ってたら命がいくつあっても足りんな。
あぁ廃線と廃道に溺れたい。
そう思った1日でした。