究極の選択をする日。
だって今日がリミットだもの。

頭の中でまとめただけじゃ結論は出ませんでした。
否、結論はほとんど出てたのです。
キャリアの人に指摘されたように、「もう何となく頭では決まってる」状態だったのです。

だったら俺は一体何でここまで時間を費やして考えているのか?
決まっているならいいじゃないか。
ちょっとこれについて深く考えてみたよ。

つまり、俺は「怖い」ということ。
これがここまで考える理由。
後悔するのが怖いのです。

で、だからどうしてここまで考えるかというと、恐らくその理由は2つ。
すなわち、

(1) 頭の中で何となく決まったことを、ちゃんと自分が心から納得する論理的な理由が欲しい
  自分で考えたことなのに、それを自分で納得しなきゃならないというのがイミフ。
  でもこれをしないと、きっと後悔することになる。
  感情的な理由で選んでるなら、それはやめたいから。
  論理的に「こっちがいい」って人に説明出来るくらいなら、後から振り返ってもそんなに悔やまないかも。
  そんな考え。

(2) 「人事を尽くして天命を待つ」、やるだけやったなら、決断に自信も持てるだろう
  俺はそもそも「行雲流水」って言葉が好き。
  流されるままに生きていく。
  ただ、何もしないっていうことじゃないのよ。
  俺はやるだけやって、その上でなるようになる方向に進むのが良いと思うんです。
  だから、後悔しないように今はやれるだけやりたい。
  そんな考え。

まぁこうやって理由はつけてみても、これがいいのか悪いのか分からんね。
ただ言えるのは、俺には決断力が足りないと言うこと。
優柔不断乙。

というのをTwitterで呟いていたら整理出来たので、安心してじっくり考えました。
優柔不断でもいいやい。

しかしまぁ、この2社は非常に僅差なんですね…。
そもそもライバル会社ってところがもう…。
なんて後悔しやすいシチュエーションなんでしょう!

で、俺なりに項目を書き出してまとめてみた結果の要約が以下の通り。

【最初にもらった方】 …A社
企業体質悪い
給料高い
海外強い
働きにくい
仕事面白そう
財政的に不安定
勤務地が外れ

【後からもらった方】 …B社
企業体質良い
給料低い
海外弱い
働きやすい
仕事合わないかも
財政的に安定
勤務地が中心

これはね、ホントに難しい。
いろんな対立構造があって、それぞれ究極の選択を迫ってくるの。

「やりたいことができて給料も高いけど、雰囲気は良くなくて安定性に欠けるA社」
                     vs
「やりたいことはできないし給料も期待出来ないが、雰囲気は良くて安定しているB社」

っていうのが主な対立。
でもこれって、自分がどういう人生にしたいか明確にプランがあれば何も迷わないと思うんだ。
何を大切にしていきたいかとか。

そこへ来て俺は、「平凡で幸せな人生ならいいな」という至極抽象度の高い夢を持っているわけ。
こんなんで決まるわけがない。
迷う迷う…。

やりたいことを取るか?
安定性を取るか?
雰囲気を取るか?
待遇を取るか?

しかし決めねばならん。
結局、A社を辞退してB社を選ぶことにしました。
以下決め手。

(1) 転職クチコミサイトの情報をある程度信頼することにして、A社はあまりにひどい書かれようだった
  これね。
  1人だけが書いてることならどうかと思うんだけど、「経営陣が従業員に責任なすりつける」とか
  「赤字経営が続いて、良かった雰囲気が悪くなってきている」とかっていうのを
  色んな人が色んな切り口で書いてるから、それは信頼しても良いのかなと。
  少しくらい良いこと書いてあっても良いのに、まるでブラックであるかのような叩かれよう。
  これが怖くて決め手の一つ。

(2) 人事の人の雰囲気的に、B社の方が好き
  完全に主観的。
  まぁこんなもんで納得がいくからこれでいいや。
  何となくね、A社の人事の人は何考えてるか読めないところがあってね。
  悪い人ではないんだけどさ。
  その点B社の人は若くて年も近くてイケメンで、すごく親しみやすくて優しかったのです。
  これはもう直感だけど、これも決め手。

こんな感じで。
決めちゃった。
いいのかな。

ま、いっか!