ちょっと驚いた。
1枚の紙なのに

うーん、このクオリティは…。
最近読みまくっている「二四〇九階の彼女」シリーズ。
正直、購入理由の半分以上はイラストだったが、これはアタリだったみたい。
一貫したテーマと設定の基での短編集というような感じ。
世界がブレない、設定がしっかりしていて細かい、表現能力が高い、といった特徴がある。
描写が上手く、作者の創造した世界を容易にトレース出来る。
読み始めるとすぐにその世界に入り込めて、読み出すと止まらなくなる。
各世界のキャラがとても魅力的であり、全てが印象に残る。
昨日読んでいた、カエルとの出会いの話である「一二四四階の競争」は泣きそうになった。
これを読んでいると本当にいろいろ考えさせられる。

「キノの旅」に似た設定だとか、各世界のキャラに対して主人公の境遇が薄すぎるだとか
いろいろな酷評もあるが、酷評がつかない名作はないだろう。
レビューなどというものは所詮個人の価値観によって決まるものだ。
俺は昔からそれなりの数の本を読んできたつもりだ。
単行本なら推理小説、ショートショート、恋愛小説あたりがメインだったか。
(最後のは恐らく現在の趣味に繋がるものもあったのだろう)
本当の「読書家」のような人には劣るだろうが、それでも「中の下」ぐらいだと自負している。
どんな話が上手くて、どんな話が下手だとかはそれなりに分かっていると思っている。
そんなくらいでこの評価を信じていただければと思う。

ただやはりこれは人によって好みが分かれるだろう。
話は基本的に切なさ全開で終わることが多いため、そういうのが嫌いな人は読むべきでない。
俺としてはこの作品を大々的に推奨しておきたい。
「なんか適当なラノベないかなー」って人には一応推しておく。
まずは1巻だけでも買って読んでみるのがいいだろう。

 
つーわけで、今日は旧友たちとカラオケ行ってきました。
参加メンバーは俺とieki氏とMac氏と、信大にいるはずのU.S氏。
U.S氏の参加は予め知らされていなかったため、その変貌ぶりに始めは誰かと…。
どうやら大学のイベントだかなんだかを避けるためにこっちにきた模様。
非常に彼らしい。
さて、場所はシダックス。
自宅より徒歩1分。
非会員価格でフリータイム800円(-5%)。
最初はUGA+でオーダーしてみましたが、ボイスチェンジ機能がなかったため移動。
JOYSOUNDの新機種らしいWAVEとかいうのについていたので決定。
これがまたいい機種でしてね、新しい曲がけっこう入ってるんですよ。
ゲーム曲に関しては閉口モノでしたが。
途中で用事があるらしいieki氏が退室し、3人で続行。
とは言え、U.S氏は一切歌わなかったため実質2人。
それで2時間以上もったんだから賞賛に値するでしょう。
2人になってからはリアルタイムで全国ランキングが分かるという採点モードにしてやりました。
てけせら歌ったら全国に1100人くらい(今日の累計?)歌ってる人がいてビックリ。
しかしあの音程は難しすぎる…。
「曖昧3cm」からもう外れまくり。
でも他の平野綾の歌は歌いやすいですね。
「God knows…」も「First Good-bye」も。
KOTOKOも(・∀・)イイ!!
ハヤテのごとく!2回も歌いました。

カラオケは3時過ぎに終了。
暇みたいだったので家に連れてきました。
…ま、このカオス空間は誰でも驚くわな。
同種の人間がここまで騒ぐ部屋に一般人を入れたらどうなるか…。
入れざるを得なくなったら事前説明は入念にしよう。

しばらく滞在して、外に出て自転車屋行ってリサイクルショップ行って、
アピタ行って駅入って、リニモ乗ってはなみずき通駅まで送ってきました。
さて次に会うのはいつになることやら。

 
あー、明日はどうしよう。
とりあえず良く寝るか。