【ゲーム】
・リトルバスターズ! Refrain END [累計:48時間]
*不可避の弱ネタバレあり
泣いた。
ぼろぼろになった。
ティッシュぐしょぐしょ、机上べとべと。
まず不覚にも小毬に大泣きさせられた。
その後そこらじゅうで泣かされ、恭介で再び。
最後のエンディングでは大笑い大泣き。
この曲強すぎる。
もうランキング1位決定ね。
(但し暫定1位のディアノイアの曲調と歌声も捨てきれないからタイで)
Key凄すぎるぜ。
Kanon、AIR、CLANNADと来てこのリトバスまで、全て違う種類の泣きを作り出している。
planetarianも含めるならそれもそうだ。
(K=奇跡/A=家族/C=家族、郷土愛/p=生死)
今回は「友情・成長」か。
この作品を端的に表すとすればこうだ。
恭介、真人、謙吾の想い
そして、理樹と鈴の成長
読後感は素晴らしく良く、CLANNADのような意味不明感はほぼ残らなかった。
初期から伝統的に続く時空を扱うこの手法も、ようやくやや分かりやすい描写になっている。
しかしこの描写でいくと、鈴以外のキャラルートの話がどの世界で起きていたのか、
ということになってしまうのだがいかがなものだろうか。
というか現実はどの世界だ?
鈴ルートはどの世界で起きた出来事だ?
同じ時間軸を経過する世界はいくつ存在するんだ?
時間を扱う以上、扱っている本人以外に分かりづらい点があるのは承知の上だが、
それでもいまいちどこがどうなっているのか分かりづらい。
物語に関わる根幹の部分については大方理解したつもりだから問題はないのだが。
まぁ突飛さは一貫していたような気もする。
唯湖や美魚、クドなんか特にそうだったし。
レノンの尻尾についていた最初の紙切れ「世界の秘密」に関連することは、
ある程度予想していたもののやはり突飛な設定が隠されていたということだ。
分かってる人もいるかもしれないが、あれが”誰か”の行動の開始の合図だったのだ。
一部ストーリーの基本はKanonのあるキャラのルートに非常に似ている。
これは大きくネタバレするから言わないでおこう。
さてあのパッケージに使われていた絵も意味があったというわけだ。
屋上のフェンスから鈴と小毬が夕焼けを眺めているあの絵。
もうあれだけで何か泣きそうなんだけど。
小毬の件で泣かされたシーンを思い出してな…。
あとBGM。
今作のBGMが素晴らしいクオリティになっていることは前にもいったかもしれない。
しかしこれ、ネタバレ多すぎ。
タイトルで流れてる曲名とか近くにあるもう1曲の曲名とか…。
タイトルといえば、やっぱり全部終わったら背景が変わった。
この背景は最後の最後まで終わらせないと全く意味不明なものだ。
まぁ美魚ルート直後なら別の意味に取れたかもしれないのだがな。
いずれにせよ、超ラストと直結した効果であり、良く出来ていると感嘆した。
あと鈴とクドの好感度だが、終盤で鈴が歌っていたねこの歌で覆った。
鈴、クドを抜いて5位に。
それから、そこらじゅうで言われていたが、緑川氏の演技が素晴らしい。
マジでこれが演技なのだろうかと疑いたくなるほどだ。
恭介への移入ぶりがすごかった。
これはキャストだけでも買いの作品だと言えよう。
さて、しかしこの作品はまだ終わっていない。
CG回収がまだというのもあるが、それ以前に謎の残ったままの唯湖を終わらせる必要がある。
これは一眠りしてからだ。
泣き疲れたようだな…。